12月6日〜11日
Gallery Art.C
18 rue Camille Desmoulins 75011 Paris
初めての個展をパリですることができました。フランス人の友人と、経営している会社の役員が一緒に手配してくれまして。絵を描き始めて1年ちょっとで100枚以上描いたので、ほとんどをパリに送って、個展をしました。バスティーユ広場近くのギャラリーでやり、とても好評で、通りがかった方たちでずっと盛況でした。絵に関しての興味がみんなすごく、コーヒーを飲みながら1〜2時間ずっと見られていました。女子高生の子たちも来て、ずっとかわいいかわいいと賑わっていました。
エッフェル塔とひょこあにを一緒に描いた絵を買って頂けて、ギャラリーのオーナーもびっくりしていました。30年ギャラリーをやっていて、最初の個展で絵が売れたのは初めてと言われていました。買ってくださったのはファッション誌の編集長の奥さんです。旦那さんへクリスマスプレゼントとしてでした。他にもプリントした絵が売れたり、絵はがきが100枚近く売れました。60〜100名程度来ていただけました。オーナーの方も絵を気に入ってくれて、また開催しようと思います。
<絵を見て下さった方のコメント>
◯楽園の絵、色と階段のようでピアノのようにも見えて綺麗
◯ギャラリー近くのお店の方:私の今日の1日を明るくしてくれた
◯高校生の女の子たち:プチシャー(小さい猫)かわいい!
◯広島という試された大地から生まれた壮大な絵だ
◯ひょこあに最初の青い絵、この目は全てを悟っている
◯ひょこあにの丸は平和を表している
◯isseiはデータを扱っているので、絵は数字を見ているときに思いつくのか?
◯古典な油絵に日本のアニメ文化が融合している
開催後はパリ郊外にある友人宅で保管され、クリニックに一部作品を飾ってあります。患者さんへのヒーリング効果もあると言って頂けています。個展のときは友人宅から車で運んで開催してもらっています。
【後日談 2024.10.12】開催してしばらくしていろんな方に聞いてみて、パリで個展することは本当に大変なことと聞きました。まずギャラリーの方に気に入っていただかないと貸してもらえません。ウェブページなどから問い合わせるのですが、英語orフランス語でやりとりし、絵を送ると返信がなくなることも多いようです。何十ギャラリーと問い合わせてやっと貸してもらえることになったと知り合いの方が言われていました。自分は幸いにも問い合わせたギャラリーはどこも快くOKを下さいまして、大変有り難いと思います。
結構現地の方々がギャラリーを開催していても、あまりお客さんが入っているわけではないみたいです。周りで開いていたギャラリーも人が入っていなくて、アーティストが集客をしていたりとか。うちのギャラリーはふらっとお客さんが入って下さり、入った後も賑わっているようで。しかも売れることも改めてすごいことのようです。初回に買ってくださったマルセルさんという方は今もずっとサポートして下さって、開催の際に手伝ってくれたり、別の絵やグッズを買ってくださったり、パリに伺った時にお家に招待してくださったりと、大変良くして下さいます。
マルセルさんは、買われたときは分からなかったのですが、個展を運営している友人フランソワのお母さんの旧友だったらしく、奇跡的なご縁でした。「isseiの絵は人を繋ぐ」と言ってくださって頂けているようです。個展にご友人も連れてきて下さったりと、とてもお世話になっています。写真はマルセルさんが最初の個展の際に買って下さった”エッフェル塔ひょこあに”の絵です。お孫さんにプレゼントされたようです。
マルセルさんには2023年に初めて個展に参加したときにお会いすることができました。交流できて嬉しかったです。インタビューも撮らせて頂くことができて有り難いです。